資料詳細
記憶と追悼の宗教社会学 戦没者祭祀の成立と変容
- 著者 粟津／賢太‖著
- 出版者 北海道大学出版会
- 出版年 2017.1
- 内容紹介 ナショナリズムが、いかに「死」を正当化したのかという問題を、戦没者にいかに対処してきたのかという問題であると読み替え、戦没者の追悼や顕彰、慰霊の問題として考える。
蔵書情報
| 登録番号 | 所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料区分 | 禁帯区分 | 資料状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 661045046 | ながさか | 書架０３ | 161 ｱ | 一般書 |
予約数
0件
基本情報
| タイトル | 記憶と追悼の宗教社会学 |
|---|---|
| タイトルヨミ | ｷｵｸ/ﾄ/ﾂｲﾄｳ/ﾉ/ｼｭｳｷｮｳ/ｼｬｶｲｶﾞｸ |
| サブタイトル | 戦没者祭祀の成立と変容 |
| サブタイトルヨミ | ｾﾝﾎﾞﾂｼｬ/ｻｲｼ/ﾉ/ｾｲﾘﾂ/ﾄ/ﾍﾝﾖｳ |
| 著者 | 粟津／賢太‖著 |
| 著者ヨミ | ｱﾜｽﾞ,ｹﾝﾀ |
| 出版者 | 北海道大学出版会 |
| 出版年月 | 2017.1 |
| ページ数等 | 6,355,20p |
| 大きさ | 22cm |
| 価格 | ¥6400 |
| ISBN | 978-4-8329-6826-4 |
| 内容紹介 | ナショナリズムが、いかに「死」を正当化したのかという問題を、戦没者にいかに対処してきたのかという問題であると読み替え、戦没者の追悼や顕彰、慰霊の問題として考える。 |
| NDC9版 | 161.3 |
| NDC10版 | 161.3 |
| 利用対象 | 研究者（Q） |
内容表示
| 第1階層目次タイトル | はじめに |
|---|---|
| 第2階層目次タイトル | 一 追憶の共同体 |
| 第2階層目次タイトル | 二 ナショナリズム研究における宗教社会学的な問い |
| 第2階層目次タイトル | 三 本書の対象と方法 |
| 第1階層目次タイトル | 第Ⅰ部 理論編 |
| 第1階層目次タイトル | 第一章 集合的記憶のポリティクス |
| 第2階層目次タイトル | 一 集合的記憶の問題系 |
| 第2階層目次タイトル | 二 多声的な歴史と記憶のポリティクス |
| 第2階層目次タイトル | 三 文化システムとしての集合的記憶 |
| 第2階層目次タイトル | 四 沖縄県における戦没者記念施設 |
| 第2階層目次タイトル | 五 市町村における記念施設 |
| 第2階層目次タイトル | 六 記念施設をめぐるポリティクス |
| 第1階層目次タイトル | 第二章 儀礼国家論と集合的記憶 |
| 第2階層目次タイトル | 一 儀礼国家論 |
| 第2階層目次タイトル | 二 デュルケイミアン・レガシー |
| 第2階層目次タイトル | 三 ネオ・デュルケイミアン理論としての儀礼国家論 |
| 第2階層目次タイトル | 四 機能から効果へ |
| 第1階層目次タイトル | 第三章 現在における「過去」の用法 |
| 第2階層目次タイトル | 一 現在における「過去」 |
| 第2階層目次タイトル | 二 もうひとつの生産 |
| 第2階層目次タイトル | 三 拡張された「心」 |
| 第2階層目次タイトル | 四 媒介される「心」 |
| 第1階層目次タイトル | 第Ⅱ部 事例編 |
| 第1階層目次タイトル | 第四章 偉大なる戦争 |
| 第2階層目次タイトル | 一 戦没兵士追悼記念日と沈黙の儀礼 |
| 第2階層目次タイトル | 二 黙禱儀礼の日本への導入 |
| 第2階層目次タイトル | 三 無名戦士の墓と英連邦戦争墓地 |
| 第2階層目次タイトル | 四 第一次世界大戦と英国心霊主義 |
| 第2階層目次タイトル | 五 「栄光ある死者」の背景 |
| 第1階層目次タイトル | 第五章 古代のカノンと記憶の場 |
| 第2階層目次タイトル | 一 第一次世界大戦と戦争記念碑建設ブーム |
| 第2階層目次タイトル | 二 地方における追悼式と戦争記念碑の多層性 |
| 第2階層目次タイトル | 三 エセックス州立文書館における戦争記念碑関係文書 |
| 第2階層目次タイトル | 四 コルチェスター市における第一次世界大戦記念事業 |
| 第2階層目次タイトル | 五 聖ジョージ像の多層性 |
| 第2階層目次タイトル | 六 英国地方教会における第一次世界大戦の解釈 |
| 第1階層目次タイトル | 第六章 市民宗教論再考 |
| 第2階層目次タイトル | 一 米国における戦没者祭祀 |
| 第2階層目次タイトル | 二 南北戦争戦死者の意味づけと市民宗教の「新約」 |
| 第2階層目次タイトル | 三 退役軍人記念日と無名戦士の墓 |
| 第2階層目次タイトル | 四 近代国家と死者崇拝 |
| 第1階層目次タイトル | 第七章 近代日本ナショナリズムにおける表象の変容 |
| 第2階層目次タイトル | 一 近代における記念の意味 |
| 第2階層目次タイトル | 二 コロニアル・クライシスへの対応としての招魂の観念 |
| 第2階層目次タイトル | 三 招魂碑から記念碑へ |
| 第2階層目次タイトル | 四 記念碑から忠魂碑へ |
| 第2階層目次タイトル | 五 忠魂碑から忠霊塔へ |
| 第1階層目次タイトル | 第八章 戦没者慰霊と集合的記憶 |
| 第2階層目次タイトル | 一 問題の所在 |
| 第2階層目次タイトル | 二 大日本忠霊顕彰会における忠魂・忠霊をめぐる言説 |
| 第2階層目次タイトル | 三 忠霊公葬運動における忠魂・忠霊をめぐる言説 |
| 第1階層目次タイトル | 第九章 媒介される行為としての記憶 |
| 第2階層目次タイトル | 一 遺骨処理 |
| 第2階層目次タイトル | 二 遺骨処理から遺骨探索へ |
| 第2階層目次タイトル | 三 壕を掘る者たち |
| 第2階層目次タイトル | 四 教団による遺骨収集の語り |
| 第2階層目次タイトル | 五 「負の遺産」をめぐる駆け引き |
| 第1階層目次タイトル | おわりに |
著者紹介
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＜粟津／賢太‖著＞
１９６５年神奈川県生まれ。創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。上智大学グリーフケア研究所特別研究員。専門は宗教社会学・宗教人類学。博士（社会学）。
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